SUS304とはオーステナイト系ステンレス鋼の代表鋼種で、ステンレス鋼の中でも使用頻度が高い材質です。
ステンレス鋼の中で最も汎用性が高いことから、板、棒、型材、線材と様々な形状が流通しており、ステンレス鋼のオールラウンダーといったところです。
18Cr-8Niの組織を持ち、耐食性を向上させるためCr(クロム)が、オーステナイト組織を安定させるためNi(ニッケル)を添加しています。
耐食性に優れ、常温での使用や大気中での使用の場合は耐食性が良く幅広い分野で使用されます。
当社でもレーザー加工用として多くの使用実績があり、薄板を使用するシム・ライナーはもちろん、様々な表面の板材を加工しています。
また、溶接も可能なため型鋼や丸棒を組み合わせ、複雑な形状の製品を作り出すことができます。