C3604(快削黄銅2種)
C3604とは黄銅に鉛を添加し切削性を向上させた材料です。最も汎用性の高い黄銅棒で、C3602と比べ切粉が微細です。高速自動盤や切削量が多い加工にはC3604が向いています。ただし、曲げ加工性、かしめ性、冷間鍛造性はC3 …
C3604とは黄銅に鉛を添加し切削性を向上させた材料です。最も汎用性の高い黄銅棒で、C3602と比べ切粉が微細です。高速自動盤や切削量が多い加工にはC3604が向いています。ただし、曲げ加工性、かしめ性、冷間鍛造性はC3 …
C3602とは黄銅に鉛を添加し切削性を向上させた材料です。C3604と比べ銅の割合が高く粘りがあるため、カシメ性、冷間鍛造性、曲げ性が良い材質です。C3604より小径棒が多く流通しており中径棒以上の流通量は大幅に少なくな …
C1720とはCu(銅)にBe(ベリリウム)を添加した銅合金の中で最も高い強度を析出硬化型の材料です。高性能バネとして用いられ、コネクタやソケットに使用されます。 C1720の成分表 C1720の物理的性質 ※参考値 公 …
C1100とは銅の純度が99.9%以上の純銅です。古い図面にはTCuと記載されていることがあります。熱伝導率、導電性に優れており、純銅の中で最も多く流通している材質です。高温(約600℃)に加熱すると水素脆化を起こす可能 …
C1020とは銅の純度が99.96%以上の純銅です。古い図面にはOFCu(オーエフ)と記載されていることがあります。銅の純度が高く添加している他の元素がないため、熱伝導率、導電性に優れた材料です。C1100(タフピッチ銅 …
C7701とはニッケルと亜鉛を含む銅合金で、主に高性能バネ用として使用されます。低温焼きなましを行いバネ性を向上しています。耐食性の問題で伸銅品はメッキ処理を行うことが多い中、洋白はメッキを行わず使用されることがほとんど …
C7521とはニッケルシルバーと呼ばれニッケルと亜鉛を含む銅合金で、美しい銀白色をした材質です。ただし、Ag(銀)を含むわけではありません。古くから装飾品や管楽器、洋食器に使用されています。耐食性の問題で伸銅品はメッキ処 …
C5210とはCu(銅)に7.0%から9.0%のSn(錫)を添加した合金で、主に板バネとして使用される材質です。リン青銅の代表鋼種であるC5191よりSn(錫)の含有量が多いため、強度、バネ性が高くなります。その反面、C …
C5191とはCu(銅)に5.5%から7.0%のSn(錫)を添加した合金で、主にバネ性が必要な部品や純銅より硬さが必要な部品に使用されます。C1020やC1100等の純銅と比べ展伸性、導電性は劣りますが、強度や耐摩耗性、 …
C2801とは銅60:亜鉛40の銅合金で黄銅3種やBs3と呼ばれる材料です。一般的には真鍮板と呼ばれ、C2600やC2680と比べ板材としての流通量が最も多い材質です。展伸性、強度、メッキ性に優れており、機械部品、板金用 …