C7701とはニッケルと亜鉛を含む銅合金で、主に高性能バネ用として使用されます。低温焼きなましを行いバネ性を向上しています。耐食性の問題で伸銅品はメッキ処理を行うことが多い中、洋白はメッキを行わず使用されることがほとんどです。コネクターやスイッチ等の電気材料用として使用されます。通常、CO2レーザー加工機で洋白板を切断することに消極的になる加工業者が多いですが、当社では概ね3mmまでの洋白板を切断することが可能です。 C7701の成分表 Cu(銅)Pb(鉛)Fe(鉄)Sn(錫)Zn(亜鉛)Al(アルミニウム)As(ヒ素)Be(ベリリウム)Mn(マンガン)Ni(ニッケル)Si(ケイ素)P(リン)その他54.0-58.00.03以下0.25以下-残部---0.50以下16.5-19.5--- C7701の寸法表 HEH(mm)180x1200180x12000.1〇〇0.15〇〇0.2〇〇0.25〇0.3〇〇0.35〇0.4〇〇0.5〇0.6〇0.8〇1〇 ※自社切断可能寸法 C7701の物理的性質 比重熱伝導率導電率[W/(m・K)](20℃)IACS(%)8.7335 ※参考値 C7701の機械的性質 引張強さ伸びビッカーズ硬さ(N/mm2)(%)(HV)1/2H540-6558以上150-210H630-7354以上180-240EH705-805-210-260 ※参考値 C7701の板厚公差 400mm以下0.05以上0.8以下±0.0050.08を超え0.15以下±0.0100.25を超え0.40以下±0.0200.40以上0.55以下±0.0250.55を超え0.70以下±0.0300.70を超え0.90以下±0.0350.90を超え1.2以下±0.0401.2を超え1.5以下±0.0451.5を超え2以下±0.052を超え3以下±0.063を超え5以下±0.085を超え7以下±0.10