C5210とはCu(銅)に7.0%から9.0%のSn(錫)を添加した合金で、主に板バネとして使用される材質です。
リン青銅の代表鋼種であるC5191よりSn(錫)の含有量が多いため、強度、バネ性が高くなります。
その反面、Cu(銅)の割合が少ないためC5191より導電性は劣ります。
C5191よりもバネ性や強度が必要なコネクターやスイッチ等の電気材料用として使用されます。
通常、CO2レーザー加工機でリン青銅板を切断することに消極的になる加工業者が多いですが、当社では概ね3mmまでのリン青銅板を切断することが可能です。