C2680とは銅65:亜鉛35の銅合金で黄銅2種やBs2と呼ばれる材料です。
C2801より銅の割合が高く、カシメ性や絞り性が良好です。
板厚0.2mm以下の薄板や箔はC2801よりもC2680の方が多く流通しています。
当社でも0.2mm以下の黄銅板や黄銅箔を使用した加工品の場合はC2680をご提案させていただくことが多く、シム板として使用頻度の高い材質です。
ミルシートの表記は板の場合はC2680P(プレートのP)、条の場合はC2680R(リボンのR)となります。
通常、CO2レーザー加工機で黄銅板を切断することに消極的になる加工業者が多いですが、当社では概ね3mmまでの黄銅板を切断することが可能です。