A5083とは5000番系アルミニウム合金の中でもMg(マグネシウム)の含有量が多く、非熱処理系アルミ合金の中で高い強度を持ったアルミ合金です。
主に溶接構造用として使用されており、耐食性、溶接性、耐海水性、低温特性に優れています。
ただし、A5052と比べ応力腐食割れの可能性が高いため加工時に注意が必要です。
また、ロウ付け時に温度を上げることができないため、加工の難易度が上がります。
通常、CO2レーザー加工機でアルミ板を切断することに消極的になる加工業者が多いですが、当社では6mmまでのアルミ板を切断することが可能です。